スプートニク1975さんの旅行記
テーマ:エンターテイメント・テーマパーク
旅行記タイトル:香港夜遊記
旅行期間:2005/08/12〜2005/08/16

旅行記の内容: 香港を歩くと、この街の底知れぬ魅力に毎回驚かされる。
平日の夜1時になぜ街に物凄い人が出歩き、夜市を冷やかし、麺をすすり、映画を見ているのか。
都市の活気もあろうが、土地の狭さゆえにそのパワーがぎゅうぎゅうに濃縮されているからかもしれない。
今回はモンコック・ランカイフォン・チムサチョイをぶらついてきました。
写真: 香港を歩くと、この街の底知れぬ魅力に毎回驚かされる。
平日の夜1時になぜ街に物凄い人が出歩き、夜市を冷やかし、麺をすすり、映画を見ているのか。
都市の活気もあろうが、土地の狭さゆえにそのパワーがぎゅうぎゅうに濃縮されているからかもしれない。
今回はモンコック・ランカイフォン・チムサチョイをぶらついてきました。
もう夕方。
私の常宿はチムサチョイ・重慶マンションA座の北京賓館。
シングル150HKドル(約2100円)。
エアコンも一応あるが着けるとうるさくて寝られない。
消すと暑くてかなわない、というシロモノ。
天井にファンがあるのでそれを緩めにかけて寝起きしている。
リーマンになっていいかげん安宿は卒業したいが、学生時代の習性で、どうもなじみのこの宿に来ないと香港に来たという気がしない。

皆、内庭の公共スペースにどんどんゴミを捨てるから内庭は汚れ放題。
香港的混沌さを感じる風景だ。
向かいの汚いビルはホリディ・インの側壁。
暑くてかなわない。
酒を飲みに行こう。
香港は旧英領だったことや海外からの駐在ビジネスマン・旅行客が多い事もあってかお洒落なバー・パブが多い。
セントラルの
ランカイフォンあたりに行く事にした。

さっそくスターフェリー乗り場へ。
立地が抜群でレートの
いい両替所がある事が重慶マンションのメリットだ。
このボロボロの怪しい雑居ビルがハイアットやペニンシュラ等の最高級ホテルと並んで繁華街・ネイザンロードに存在しているという事だけで香港的混沌さ・無秩序さが分かるというものだ。

スターフェリーに乗り込む。
こんなアナログで味のある乗り物がせっかちな香港社会にフィットしている事がまた面白い(香港の地下鉄のエスカレータの速さは物凄い)。

観光客向けというだけでなく、地元の足としてしっかり根付いている事も驚きだ。
香港カーブを描き九龍の街並みすれすれに飛行機がランディングして圧巻だった旧啓徳空港がなくなった今、スターフェリーはいつまでも存続してほしいものである。

セントラルに到着。
ランカイフォンへ向かう。

と思ったが、小腹がすいたので九記で牛バラ煮込みソバを
食べる。
いつ食べてもここのビーフの旨みが効いたソバは旨い。
牛バラの煮込みも味が染みててしびれる。
名店と言われるだけの事はあるお味です。

ランカイフォンに到着。
すっかり遅くなってしまった。
すでに仕事帰りのビジネスマンでいっぱいだ。
ここには「ミッドナイト・エクスプレス」という小さなサンドイッチ屋があった。
香港映画ファンにはおなじみの作品「恋する惑星」でフェイ・ウォンや金城武、トニー・レオンらの恋物語が交錯する重要な舞台だ。
しかし、残念ながら香港映画ファンに愛されたこの店も今年閉店してしまった。

そのうちの一軒に入り、カイピリーニャを注文する。
カイピリーニャとはブラジルの国民的カクテルで、サトウキビを蒸留したピンガというラムを、ライム・砂糖・氷を入れた大変爽やかな味のカクテルだ。
飲みやすいがアルコール度は高い為、一気に飲むとフラフラになってしまう。
このカクテルは日本のバーでもメニューに無い事が多いが、香港・マカオでは比較的メジャーであちこちでのめるのが嬉しい。

カイピリーニャは旨かったが、ガンガンになるBGMが煩わしく感じてきた。
場所を変えて飲もうと思う。

MTRで九龍サイドへ戻りモンコックへ。
駅からプリンス・エドワード方面へ歩く。
平日なのにモンコックは凄い人だ。

プリンス・エドワードのホテル・コンコース(京港酒店)のチアーズ・バーに潜り込む。
初めからここへ来れば良かったと少し後悔。
ここは香港へ来た時に良くくる店。
ランカイフォンのバーのように内外装のデザインに凝った店ではないが、音楽も無く、落ち着ける。
香港人客が9割以上なのもそれ故か。
それとも風俗店などが多い下町の雰囲気を残すプリンス・エドワードという土地ゆえか。

ジントニックを頼む。
今は夜の1時半までハッピーアワーで、一杯頼むともう一杯タダという驚異的なフェアをやっていた。
ライムではなくレモンが入っているのが気になるが。
。
ただここの居心地の良さは気に行っている。
落花生をポリポリやりながら23時まで2時間ほど過ごす。

語り合う香港人の男性2人。
ふだんはけたたましい香港人もバーでは「多少」大人しいようだ。
広東語のおしゃべりを耳にしながら飲む。
ジントニック2杯・コロナ・ギネスを飲んだ。

平日の23時半だというのに物凄い人だ。
明日の会社や学校は大丈夫なのだろうか?皆、スタンドで肉団子やらジュースを飲みながらショッピングしたり、映画を見ている。
まさに消費都市のエネルギーを感じる。

ジューススタンド。
香港ではどこでも150円前後で絞りたてのフレッシュジュースが飲める。
なんと贅沢な。

九州の豚骨ラーメンチェーンの味千ラーメンも香港では人気だ。
ラーメンを中心とした和食レストランとして繁盛している。
香港人はこってり味が好きらしく、ラーメンでは豚骨、寿司ネタではサーモンやハマチ、ウニが人気だそうだ。

吉野屋。
香港のあちこちにある。
狂牛病騒ぎがないのか、牛丼がここでは食べられる。
食べたい欲望を必死に抑える。

12時を回ったのに人並みは衰えない。
もっと遊びたかったが雨が降りそうだし、明日は帰国日なので宿へ帰ることにした

バスに乗っていると土砂降りの雨が降ってきた。
間一髪だったが、女人街や廟街の屋台の人たちは片付け大丈夫だろうか。
香港の街をぶらついたが不思議と疲れを感じなかった。
好奇心旺盛な時はこれほどパワフルで面白い街はないだろう。
反面、数ヶ月の旅の途中などで疲れているときはこれほど疲れる街も無いかもしれない。
香港の人並みを泳ぎ生活していくには相当なパワーが必要なのだろう。

皆、揚げイカや肉団子やらおでんやら
あちこちで買って食べている。
旺盛な食欲
がなければ香港社会では生きていけない。

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